Technology

技術紹介

技術紹介

このページでは、害獣撃退装置に使用されている背景技術を紹介しております。さらなる技術革新によって、獣害軽減に取り組んでまいります。
パラメトリックスピーカー

パラメトリックスピーカー

動画紹介 藤本健さんのサイト(パラメトリックスピーカーの実験
弊社の害獣対策装置には、周囲騒音対策としてパラメトリックスピーカーが使用されております。
パラメトリックスピーカーには、狭いエリアに音声を届ける機能があります。弊社の害獣対策製品ではこの機能と害獣の聴覚の鋭敏さを利用して、少ないエネルギーで害獣に忌避音声(苦渋音、外敵の威嚇音、犬の吠声等)を届けることで周囲騒音を考慮した害鳥獣を追い払うことを可能としています。
動体検知技術

動体検知技術

動体検知によく使用されているのは、動体に光・電波・超音波をあて、その反射波を利用して、動体を検知する技術です。
反射波は距離の約3乗に比例して減衰するため、あまり距離が稼げません。
弊社の害獣対策装置も、近距離センサーに焦電センサー(動体の熱に反応するため反射波ではない)を装備して近距離の動体を検知して、発声のタイミングを生成しています。(センサー検知距離最大30m)
また、周囲環境変動(草木のなびき等での誤作動)や気象変動(温度変動誤作動)に強い、マイクロ波ドップラー方式も準備しております。(センサー検知距離最大40m)
そのほか、田畑の広い外周等を監視できる(電気柵の代替え)害獣対策装置として、左図に示すように、送波器と受波器を対向設置して、その遮断を利用して害鳥獣を検知する長距離センサータイプも用意しております。
一般に光波・電波・超音波等波の性質を持つエネルギーには、その伝搬路にフレネルゾーンという波の強弱帯が発生しており、そのフレネルゾーンの中心帯を遮ると、減衰をもたらします。
このような対向遮断方式センサーの特徴は、無線機と同様な受信感度が取れることから、長距離のセンサーを可能とします。
電気柵の代わりとして無線で検知ゾーン(≒1.5mの円形)を作って、そこを遮断する動物を検知して発声し、害鳥獣を追い払います。
害獣撃退技術(1)

同時異種発声システム

害獣対策で特に問題になるのが、害獣の学習能力による「順化」で、害獣は環境に順応して、その外来危険に対して学習します。学習する様子は、その環境からの危険作用・忌避音声等に対して、初回遭遇時は退避行動を行いますが、2回目以降は、その危険作用の源及び音源等を特定しようとして、立ち止まって確認する行動に出ます。もし同一の音源等と認識されれば、以降は、その音源(忌避音声)に対して退避行動をとらなくなります。この「順化」、「馴れ」の学習行動能力は、能力の大小はあれここで対象とするほぼすべての害鳥・害獣に見られます。弊社では、上記の害獣生態に対して、防護区域に侵入した害鳥獣に対して、音源を特定することができなくするように、害獣対策装置を組み合わせて、害獣を追い払います。具体的には、左図のように、多種忌避音声を同時発声できるようにして、害獣に音源を特定できないようしております。(退避するしかないような状況に追い込む)
最小構成(害獣対策装置+害獣検知装置)の組み合わせで、十分効果がありますが、害獣検知装置を増やすことで、より効果的となります。
害獣撃退技術(2)

害獣撃退技術(2)

害獣対策装置(消音スピーカータイプ)の標準的な害獣を追い払う方法を左図に示します。
具体的な動作は下記の通りです。
1.検知器のセンサーで害獣の検知エリアを決めます。(標準は、検知距離:15m 検知角度 水平方向:160°(軸中心±80°))
2.検知区域に侵入した害獣を検知します。
3.忌避音声(苦渋音、外敵の威嚇音、犬の吠声等)で超音波を変調して、検知エリアの害獣に発声します。
4.発声は10秒~20秒程度です。
5.害獣は検知エリアから退避行動を行います。
害獣撃退技術(3)

狭指向性を使用した害獣撃退装置

マイクロ波センサー(YNJBA41)の検知テスト
マイクロ波動体検知について 屋外で使用できるマイクロ波周波数は現状ISMバンドと呼ばれる24GHz帯です。
害獣撃退装置では、上記24GHz帯の複数の周波数を使用して害獣検知を行っております。
マイクロ波の検知特性
1.水分に反応(反射)します。したがって多くの野生動物の体液に反応します。
2.回折効果により、目の粗い材木、ダンボール、木の葉等は透過(非常に低い減衰)します。
3.すすきのなびき等に対して、空間の密度がある以上ないと十分な反射とならず、光・赤外線等の直進性の高い周波数と比べて、反射感度が鈍く(誤検知が少ない)なります。
害獣撃退装置はマイクロ波の検知特性と、パラメトリックスピーカーの鋭い指向性によって、電気柵のような、線警戒を実現しています。
しかも、電気柵のように、下草の刈払いをあまり気にすることもなく、運用が可能です。
害獣撃退技術(4)

全方位発声型害獣撃退装置

アライグマ・ハクビシン等の家屋内に侵入する害獣に対して忌避音声を全方位に届ける全方位型害獣撃退装置が有効です。
この装置は、家屋内に侵入した害獣に対して、忌避音声(捕獲時苦渋音、狩猟時の吠声、天敵警戒音等)を定時発声(最小設定:1分)することによって当該の害獣に強いストレスを与え家屋内より害鳥獣を追い払う「害獣撃退装置」です。
特徴
1.超音波変調された音声のため人には聞こえない。従って、1分ごとの繰り返し発声に対しても、害鳥獣はストレスを受けまが、人には設置騒音とならない。
2.超音波を90°曲げて(角錐体に反射)大地と平行に輻射させて、害獣の耳の高さ付近を狙って忌避音声を届けることができる。
2.装置内部スピーカーはパラメトリックスピーカーの為指向性が鋭い(拡散しない)
3.捕獲時の苦渋音・天敵の威嚇音等5種以上ランダムに発声(持続的追い払い対策)