イノシシの害獣対策

近年、野生鳥獣による農林水産業被害は、過疎化、高齢化の進展等による耕作放棄地の増加や集落コミュニティの崩壊等に伴い、全国的に中山間地域を中心に深刻化しており、平成16年度の農作物被害金額は約206億円に上っております。
日本人とイノシシの関係は、稲作よりも古いものであり、農耕が広がるにつれてイノシシ被害も増えていきました。猪垣などにもみられるように、日本人は古くからイノシシ被害に悩まされてきましたが、近年では農業が継続できない程深刻な事態に至るケースも見受けられます。 特に、山間地・山麓地ではイノシシによる農作物被害が深刻で、大きな問題となっています。

獣害対策

イノシシの対策

イノシシの生態

日本に生息するイノシシは、本州・四国・九州に広く分布するニホンイノシシと、奄美大島から南のエリアや沖縄に分布するリュウキュウイノシシの2つの亜種に分類されます。他に、豚とイノシシの交配によって生まれたイノブタという雑種は日本中に広く生息しています。

常緑広葉樹林、落葉広葉樹林、水田放棄地や竹林などに生息し、これらに隣接する水田や農耕地に出没して、作物を荒らすケースが多いです。また、市街地に現れる場合もあります。 食物や水のある場所、茂みなど隠れるところのある場所や、人間活動の少ない場所が好みです。

その分布は年々広がってきており、1978年から2014年までの36年間でイノシシの生息域は約1.7倍に拡大しています。

イノシシは冬眠をしないことから、寒い地域の分布は少ないですが、温暖化に伴い、年々分布の北限が広がっている傾向です。
イノシシの好む食べ物

イノシシは雑食性で基本的には何でも食べますが、多くは植物質のものを食べます。ブナの果実であるドングリや栗の実、キノコ、柔らかい植物の新芽や根などを好んで食べます。

また、地中の芋やタケノコ、ワラビなども掘って食べます。また、サツマイモを掘り集め、カヤをかぶせて貯蔵したりすることもあります。

ほかにヘビやカエル、昆虫類、サワガニ、ミミズなども食べます。畑や芝生に発生したミミズをイノシシが食べることによって土地が荒らされる事例もあります。市街地に出没するイノシシは生ゴミも食べます。

イノシシが引き起こす被害

人に及ぼす被害
鼻先で70kgの物を持ち上げる力があります。突進力も強く、その攻撃は同じ体重の人間の攻撃よりも何倍も速いといわれます。大人の人間でも跳ね飛ばされて大けがを負う危険があるほどです。 噛む力も非常に強く指を噛み切られるという事故も発生しています。またオスの場合、強い力で鼻先をしゃくり上げるようにして攻撃する場合があります。牙の位置がちょうど成人の太ももの高さに当たるため、イノシシから大腿動脈を裂かれ失血によって死亡する事故も発生しています。
農作物の被害
農作物の被害として多いのは、稲やサツマイモ、豆類、サトウキビなどです。一晩で稲が全滅された事例も報告されています。
対策について

イノシシは繁殖力が高いため、被害防除だけでなく駆除も行う必要があります。行動圏は意外と狭いため、特定の地域に被害が集中している場合は、近くにイノシシが定住していると考えてよいでしょう。 生息地を把握して、定住する個体を駆除することが重要です。 また、臭いや味による忌避資材は、あくまで一時的な効果しかないと考えたほうが良いでしょう。忌避資材によって忌避行動が確認されたと思っても、実のところは臆病な性質から普段と違うものを避けていただけで、慣れると全く効果がなくなったというパターンがほとんどです。 本質的にイノシシを忌避させるのであれば、イノシシが人間の近くで定住しないようにする環境づくりが重要です。そのためには、以下の対策が挙げられます。
 1.藪(やぶ)の刈り払い:農地に接した山裾の藪を刈り払うことにより、イノシシが農地に近づきにくい環境をつくります。
 2.竹林整理:竹林は絶好の隠れ家となり、好物のタケノコもあります。抜き伐りして見通しを良くし、人里近くにイノシシが定住することを防ぎます。
 3.不要果樹や農作物の整理、生ゴミ等の適切な処分:放置された農作物や果実、生ゴミはイノシシを誘因します。
 4.適切な防護柵の設置:農地等に安易にイノシシが入らないように、物理的な防衛ラインを設置します。身体能力や行動を考慮した柵の構造が必要です。
被害を放置すると、イノシシが大胆になっていき、被害エリアが拡大する場合もあります。上記の対策を地域全体で取組むこと、そして取組を継続して行うことが大切です。
イノシシ対策装置1

害獣撃退装置(YNJBA01)

型式:YNJBA01
忌避音声(捕獲時苦渋音、狩猟時の吠声、天敵警戒音等)の定時発声(1分~60分)によって害鳥獣を追い払う「害獣撃退装置」です。
特徴
1.スピーカに強力なホーンスピーカを使用しています。
2.撃退音声は、猟友会の皆様より提供頂いた駆除時の苦渋音・天敵の威嚇音・猟犬の吠声等を5種類以上をランダムまたは重ね合わせて発声することにより、害獣の「馴れ」を防止して持続的な対策として効果を発揮します。(持続的撃退対策)
3.作物の出荷時及び繁忙時には、最短定時発声(1分)とすることにより、害獣を寄せ付けないようにすることができます。
4.耐候強化スチール素材を使用して耐腐食性を強化しております。
5.最も標準的な機器です。
イノシシ対策装置2

害獣撃退装置(YNJBA11)

特徴
1.YNJBA11は全方向型爆音スピーカーを備えた害獣撃退装置です。
2.忌避音のスピーカーは、全方向型スピーカーの為、単体にて全方向からの害獣侵入に対して高い効果を発揮します。
3.田畑・ビニールハウス等に侵入するようなイノシシに対して従来は取り付け向きの違いで撃退効果を与えにくかった害獣に対して、全方向型スピーカーとすることで、隙間のない忌避音を発声することができるため、侵入する場所を選ばない害獣対策ができます。
4.スピーカーは、爆音を発声するホーンスピーカータイプで、100dB SPL/1mの大音量を全方向に発声することができます。(※1)
5.猟友会の皆様より提供頂いたイノシシ駆除時の苦渋音・天敵の威嚇音・猟犬の吠声等を5種類以上をランダムまたは重ね合わせて爆音スピーカーにより定時発声(1分~60分)し害獣を追い払います。
6.作物の出荷時及び繁忙時には、最短定時発声(1分)とすることにより、害獣を寄せ付けないようにすることができます。
※1 尚本装置は、音量を最大にするとかなりの爆音となり周囲騒音となる可能性がありますので、音量を抑えるなど十分周囲環境に留意して設置をお願いします。
イノシシ対策装置3

害獣撃退装置(YNJBA41)

動画 害獣撃退装置の害獣検知センサー部の試験
型式:YNJBA41
YNJBA41は、40mまでの害獣検知にマイクロ波を使用した害獣撃退装置です。
お客様防護区域に対して、害獣検知のタイミングで苦渋音・警戒音等の忌避音声をスピーカーで発声し害獣を追い払って獣害軽減を図ります。撃退音声は、猟友会の皆様より提供頂いた駆除時の苦渋音・天敵の威嚇音・猟犬の吠声等を5種類以上をランダムまたは重ね合わせて発声して、イノシシの「馴れ」を防止して持続的な対策としております。消音スピーカーを採用しているため設置騒音となるような環境のお客様の使用に最適です。害獣検知時のみのスピーカー発声の為に、長期の曇天・雨天時の太陽電池パネルの電源供給停止に耐えられ、効率運用ができます。
特徴
1.太陽電池+バッテリーの運用で、メンテナンスフリーです。
2.単体で設置して、最大検知距離:40m、検知幅:4°(軸中心±2°)に存在する害獣を検知して追い払うことができます。
3.検知幅が狭いため、電気柵の代用として使用可能です。
4.害獣検知にマイクロ波を使用しており、電気柵と違い下草の管理にあまり気を遣う必要がりません。(草木のなびき等には反応しにくくなっております)
5.最大40m毎の直線従属設置(最大16区域)が可能です。(マイクロ波の周波数を最大16種類選択できます)
6.検知時発声のみの為、長期雨天時バッテリー動作が長持ちします。
7.スピーカーに超音波変調技術を応用し、周囲騒音を考慮したパラメトリックスピーカー(消音スピーカー)を使用しています。
8.多種(5種類以上)忌避音声を採用しております。(持続的撃退対策)
9.耐候強化スチール素材を使用して耐腐食性を強化しております。
イノシシ対策装置4

害獣撃退装置(YNJBA07)

動画 害獣撃退装置(YNJBA07)の対向遮断型マイクロ波センサー検知テスト
型式:YNJBA07
YNJBA07は、70mまでの害獣検知にマイクロ波を使用した害獣撃退装置です。対向で設置するため、通常の警備会社レベルの誤検知に対する安定度があります
お客様防護区域に対して、害獣検知のタイミングで苦渋音・警戒音等の忌避音声をスピーカーで発声し害獣を追い払って獣害軽減を図ります。撃退音声は、猟友会の皆様より提供頂いた駆除時の苦渋音・天敵の威嚇音・猟犬の吠声等を5種類以上をランダムまたは重ね合わせて発声して、イノシシの「馴れ」を防止して持続的な対策としております。消音スピーカーを採用しているため設置騒音となるような環境のお客様の使用に最適です。害獣検知時のみのスピーカー発声の為に、長期の曇天・雨天時の太陽電池パネルの電源供給停止に耐えられ、効率運用ができます。
特徴
1.太陽電池+バッテリーの運用で、メンテナンスフリーです。
2.対向で設置して、最大検知距離:70m、検知幅:4°(軸中心±2°)に存在する害獣を検知して追い払うことができます。
3.検知幅が狭く長距離監視が可能であるため、周回監視の電気柵の代用として使用できます。
4.害獣検知にマイクロ波を使用しており、電気柵と違い下草の管理にあまり気を遣う必要がりません。(草木のなびき等には反応しにくくなっております)
5.最大70m毎の直線従属設置(最大16区域)が可能です。(マイクロ波の周波数を最大16種類選択できます)
6.検知時発声のみの為、長期雨天時バッテリー動作が長持ちします。
7.スピーカーに超音波変調技術を応用し、周囲騒音を考慮したパラメトリックスピーカー(消音スピーカー)を使用しています。
8.多種(5種類以上)忌避音声を採用しております。(持続的撃退対策)
9.耐候強化スチール素材を使用して耐腐食性を強化しております。