イノシシの鳴き声

query_builder 2021/07/10
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イノシシの鳴き声は、彼らの性格や群れの状況を表しています。イノシシは、同種の仲間と一生を共にする仲間思いの動物であるといわれています。イノシシは2頭以上の群れで行動するのが一般的です。新しい研究によると、イノシシの鳴き声は、同種の仲間の間での情報を伝達する手段であるということがわかってきました。
イノシシは社会性のある動物で、サウンダーと呼ばれる大きな集団で生活し、採餌をする傾向があります。群れのメンバーのほとんどは子猪と雌猪で構成されています。しかし、常に群れのリーダー格のオスが周りにいます。
イノシシの鳴き声には様々な意味があるという研究結果があります。状況に応じて、仲間を区別することや受け入れることに利用します。彼らは、攻撃性、感情、仲間を見つけること、または苦痛音による仲間の呼び出しなどの理由で音(鳴き声)を使用します。
一般的なイノシシの鳴き声には次のようなものがあります。
1.唸り声(敵意を示すために、喉に発生する低い喉音。)
ほとんどの場合、イノシシがうなるのは攻撃のサインであり、目線の先にいる場合は攻撃に注意する必要があります。イノシシは身の危険を感じると、人間や吠える犬に突進してきます。
2.鳴き声(わめき声)
イノシシの鳴き声は、興奮や苦痛を伝えます。鳴き声は子猪と関連しており、苦しさを表現することが多く、イノシシの防御本能は高められます。
3.うめき声(低く短い喉音)
イノシシの代表的なコミュニケーション方法は「うめき声」であると言われています。イノシシは餌を食べるときにうめき声を出すので、その音を発声させることでイノシシの摂食本能に訴えかけることができます。一般に、イノシシの注意を引くには、苦痛音(わめき声)に次いで、うめき声が有効とされています。
イノシシは、以下のような情報を伝えるためにうめき声を使います。
(1)警告のうめき声
イノシシは、自分の群れに危険が迫っているときに、うめき声で警告を伝えます。群れのメンバーは、警告のうめき声を聞くと、その脅威から逃げたり、立ち向かったりして対応します。
(2)採餌時のうめき声
イノシシは食欲旺盛で、採餌の際によくうめき声を上げます。 特に餌の隠し場所を発見したときなどは、他のイノシシにも採餌に参加してもらうために鳴きます。うめき声は通常、低い音で連続しており、たまに鳴き声の時もあります。
4.社会性のある鳴き声
イノシシが他の仲間に挨拶をするためのシンプルな方法で鳴き声を発するることもあるようです。
個別の鳴き声が何を示しているのかを確実に知る方法は現状ありません。
イノシシの鳴き声には、さまざまな情報が含まれています。イノシシの鳴き声は、イノシシの状態を伝えるものであり、時には興奮したり、時にはパニックになったりした時に発するものです。「イノシシの鳴き声がどのようなものであれそれは多くの場合群れの社会的な安全・幸福を目指したものである」と研究者は語っています。

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