「いのしし撃退装置」との再会
先日あるリピータさんより新規注文のため、旧機器を引き取ってほしい旨の連絡があり、旧機器を引き取らせて頂きました。
旧機器は弊社を始めた初期の、「いのしし撃退装置」でした。写真のように大分くたびれた格好で現れた旧機器は、しかし、背面扉を開けるとすごくピカピカであり驚きました。機能的にも定時発声(30分に設定されていた)でしっかり動作していました。
弊社では、機器価格を求めやすい価格にするために、特段に機器防水を謳っていません。それなのに引き取らせて頂いた機器は、屋外機器にも関わらずサビ等は思ったほどではなく現役として戻ってきて大変感慨深いものがありました。金属の部分は耐腐食性の高い金属のため、多分サビ等に関しては大丈夫だろうと踏んでいました。内部の制御基板も防湿処理を行ったせいで、細かなチップ部品を使用しているにも関わらず、問題なく動作していました。リピータさんの話によると、田んぼと山の接するところに差し込み設置して、そのまま放置して特にメンテナンスは行わなかったということです。
5年で劣化した部分は、充電系では太陽光パネルの出力電圧は問題ありませんでしたが、やはり機器内部のバッテリー電圧が満充電時4.1Vー>3.9Vになっていました。元々内部は3.3Vで動作していたので、動作には影響はなかったのですが充電回路が貧弱だったのによくぞ5年間無事で働いてくれたなという思いです。
新規開発品は、かなりバージョンアップされていて、「実稼働では問題ない」ということを改めて気づかせ自信を持たせてくれる出来事でした。
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